債券ETF投資のススメ―債券ETF3銘柄ご紹介
【27日 Seeking Alpha】直近の5カ月間でS&P500が50%も上昇しており、投資家の目は株式に釘付けの状態だ。コモディティも多少は注目されているが、原油や金でさえ株式に比べれば関心は薄い。今全く注目されいない資産クラスは社債だ。社債が特別な魅力を放つということはないが、投資対象として選択せずにはいられない状況が訪れることがある。今は債券投資に最適な時期だというのが私の認識だ。
S&P500と債券インデックスを比較すれば、債券の運用利回りは株式に劣っている。しかし、一般的に債券のリスクは比較的低いものだ。AAA格、BBB格の社債は、米長期国債とのスプレッドが依然として広い状態で推移しているが、2008年の第4四半期に比べるればはるかに縮小している。
こうした異常事態を受けて、私の会社は2009年の初頭から債券ETFの購入を進めた。現在のところ、高い配当利回りと資産価値の上昇を享受している。それでは、以下に債券ETFを幾つかご紹介しよう。
「iShares iBoxx Corporate Bond ETF(LQD)」
BBB-格以上の社債に投資する、投資適格級債券ETF。組入れ比率の約75%はA-格以上の債券としており、デフォルトリスクを低めに維持している。各銘柄への投資配分は最大でもポートフォリオの1%あまりで、現在は103銘柄を組入れている。現在の利回りは5.6%で、配当は毎月支払われている。社債と米国債とのスプレッドは依然として広がった状態なので、今後スプレッドが縮小するなかで社債の価格も上昇すると予想される。
「SPDR Lehman High Yield Bond ETF (JNK)」
社債という資産クラス全体へ投資したいならば、LQDと共にこのETFの購入を検討すると良いのではないか。JNKの資産構成はLQDと正反対で、98%以上がBBB格未満の格付けを持つ社債だ。リスクが高い分だけリターンも大きく、現在の利回りは11%となっている。
「Market Vectors Municipal High Yield ETF (HYD)」
HYDは、ETFとして初めて高利回りの地方債に特化した商品だ。組入れ比率は、75%がジャンク級で25%が投資適格級である。地方債で構成されているため、連邦税が免除されるほか、州税などが免除される場合が多い。配当利回りは7%で、35%の所得税なら税引き後利回りは10.8%となっている。高い連邦税が賦課されている人にとって、この地方債ETFは魅力的な商品ではなかろうか?
【write to Matthew D. McCall】
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日々、拡大を続けるETF市場。ETFの本場である米国では、コモディティからショート型ETFまで、じつに700本以上のETFが上場されています。バラエティ豊かなETFは、機関投資家やヘッジファンドにも利用され、米国株式市場の取引高上位の常連となっています。ETFニュースでは、国内ETF市場にとどまらず、注目が高まる海外ETFの値動きやローンチ情報などETF業界の最新動向をいち早くお届けします。
